シリーズ《この人に会いたい!》第1回

10月12日(金)、大潟村とデンマークをつなぐ国際交流員として活躍する アントン・ボ・キュルブさん を訪ねました。

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勤務先の公民館で、同僚や村民と流暢な日本語で会話するアントンさん。

 

 

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2016年から駐日デンマーク王国大使館と大潟村は環境エネルギー分野を始め、農業、スポーツ、福祉、教育分野等において相互交流を図っています。

アントンさんは自ら駐日デンマーク王国大使館からの募集に志願し、今年8月6日から大潟村に国際交流員(JETプログラム)として着任。

デンマーク語・英語の日本語通訳、翻訳、デンマーク文化や習慣の紹介、また2020年東京オリンピックの事前キャンプ地として大潟村が選手団の受け入れをスムーズにできるようサポートしていただきます。

詳しくは広報おおがた9月号をご参照ください。

 

 

「お仕事中に失礼します( ´・ω・)ノ」と言うブログ担当に、

「はじめまして!アントンです!!フルネームですと長くなりますので・・(^_^)」とアントンさん。

 

 

●大潟村の第一印象はいかがでしたか?

初めて来た時に見た風景がデンマークと良く似ていると思いました。大潟村の大きな田んぼはデンマークの大きな畑に思えましたし、風車があることも同じです。

 

●日本人は寡黙な国民というイメージがありますが、大潟村に住む方々の印象は?

大潟村のみなさんは、ご自身の意見をしっかりと持っているように思います。熱意を持って入植されている方ばかりですので、物事をハッキリと言ってくださるのは私としても大変話しやすいです。

 

●お米が主食の日本、特に大潟村は米どころですが、ご自身の主食は?

お米(玄米)です。3食ほぼ自炊しています。

デンマークでは18才未満の子どもがいる家庭(親)には政府から支援金が支給されます。そして18才以上になると支援金は親元を離れている子ども本人に支給されます(独立を促す国策)。 デンマークは物価が高いため、例えひとり暮らしでも外食よりも自炊が基本なのです。自炊する男性は多いですよ。

 

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すらりとした長身にさわやかな笑顔が魅力的なアントンさん。

先月に行われた大潟村駅伝大会ではチームのメンバーと練習から本番まで走り抜け、最近は村民から勧められた茶道も始め正座に挑戦!

早くも多くの日本文化を体感しているようです。

 

「大潟村のみなさんから『仲間』と思ってもらえるようにがんばりたいです。」

真剣な表情と屈託の無い笑顔を織り交ぜて語る姿に、誠実な人柄があふれていました。

 

広報おおがた 10月号からアントンさんの 国際交流員 アントンの『幸せインタビュー』がスタート!!

デンマークと大潟村の魅力にせまった内容が満載です。ぜひご一読を☆

 

(P-Mas)