2014年06月06日
6月5日(木)に大潟村全体で防災訓練がありました。
例年は日本海中部地震が発生した日に行っておりましたが、
農繁期と重なるせいか、参加できる方が少なかったため、今年はこの日に行われました。
午前9時のサイレンが鳴ると、村内各所で避難訓練や、消火訓練、炊き出し、人命救助などが行われました。
小学校から避難する児童たち
「おさない、かけない、しゃべらない」をしっかり守り、先生の誘導に従っていました。
炊き出しは、お米と水を専用の袋に入れ、口をぎゅっと閉じてお湯でゆでる作り方。
キレイな水がない時には、泥水でも湯煎できるとのことでした。
↑できあがりがコチラ↑
ちゃんとご飯になっていて、梅干しと一緒に調理しても問題ありませんでした。
消火訓練では、バケツリレーも行われました。
それぞれバケツを持ち寄って、消火にあたっていました。
消化器を使っての、消火訓練も行いました。
レバーをにぎると、消火剤が15秒噴射され、床を掃くように消火をしました。
あくまでも初期消火に使うということで、
「火が大きくなったらその場から逃げてください」と消防隊員の方の話でした。
同じ場所で、消防隊員の方の指導のもと、
人工呼吸と心臓マッサージ、AEDの使用も体験しました。
AEDは音声ガイドに従って操作し、初めての人でも使用出来るようになっていました。
他にも、備蓄物資の運搬、特設公衆電話の設置訓練、発電機稼働訓練もしました。
例年になく、たくさんの村民の皆様から参加して頂き、
防災の意識の高さが見てとれました。
万が一の災害時には、これらの経験を活かして緊急時に備えましょう。